ピル(低用量卵胞・黄体混合ホルモン=LEP等)避妊について


日本では避妊目的で開発されたいわゆるピルと生理痛を改善するために開発された保険のきく薬があります。
いずれも避妊効果もあり生理痛や月経過多が改善し生理前のイライラも軽減されるという共通の特徴があります。

☆若い女性は妊娠希望の有無にかかわらずホルモン環境は妊娠するための活動をしています。
毎月卵胞が発育し排卵し妊娠しなければ流産の生理があります。
すなわち排卵に伴い卵巣の壁に傷がつき出血し悪さをする微生物(特に性病といわれる微生物)がいればひどい炎症を起こす原因にもなります

排卵した後には黄体嚢胞という血の塊ができ妊娠しなければ吸収されることが多いのですが、時には腫瘍としてのこりチョコレート嚢腫といわれるような子宮内膜症病変を形成することもあり卵巣嚢腫・卵巣がんができることもあります。

LEPは排卵現象をなくし上記のriskを減らします。
大事なことはlife cycleに応じてLEPをうまく使いこなすことです。
欧米ではlife quality 改善のため服用している女性が多く国によっては無料で支給している国もあります。
☆副作用
血栓症(血管に血の塊がつまる)という怖い副作用はよくしられていますが、実は怖いのはLEPよりも喫煙です。若い方でタバコを吸わない人はほとんど問題ありません。



当院でのピル処方の流れ
1問診
  • 内診(エコー、ガン検診)
  • 採血(その他ご希望の検査)
  • 2ピルについて
  • 問診・相談
  • 31〜3クール処方
  • 1週間以降検査結果説明時
    自費のピル 10〜12クール処方
    保険のピル 3クール処方
  • ☆ピルの価格 日本製のピルを安価で提供します

    ピルLEP等の種類と金額
    項目 黄体ホルモン
    の種類
    卵胞
    ホルモン量
    製品名 料金
    約28日分
    低用量ピル
    (自費)
    第二世代 LNG
    男性ホルモン様+
    低用量 トリキュラー 1,430~1,760円
    アンジュ 1,100~1,430円
    ラベルフィユ 990~1,320円
    第三世代 DG マーベロン 1,430~1,760円
    ファボワール 1,100~1,430円
    保険薬
    (月経困難症)
    第一世代 NET フリウエルLD 469円~
    超低用量 フリウエルULD 445円~
    第二世代 LNG ジェミーナ
    77日投与
    1,744円
    第四世代 ※DRS
    利尿作用+
    ヤーズフレ
    120日投与
    2,353円
    ドロエチ
    周期投与
    690円
    EO 血栓少 アリッサ
    周期投与
    1,517円
    自費 非含有 血栓少 スリンダ
    周期投与
    2,200円


    ※DRSは海外では月経前緊張症の適応がある国が多いです
    その他の特殊なホルモン(保険)
    品名 服用 適応症 期間 - 負担金・月
    ディナゲスト0.5 1日2錠 月経困難症 826円
    ジェノゲスト1.0 1日2錠 子宮内膜症 1,116円~
    レルミナ 食前1錠 半年 7,723円
    ミレーナ LNG - 負担金(5年)
    月経困難症 器具代金 8,090円 合計
    過多月経 診察料 810円 11,210円
    装着・TVS 2,310円 187円


    ピルとは

    ピル

    ピルとは、女性の卵巣でつくられるホルモン「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の両者が含まれた錠剤タイプの「経口避妊薬」です。女性ホルモンの作用を利用して、避妊目的と副効用(避妊以外の効果)を目的に服用されています。

    さらに詳しく読む

    女性ホルモンは卵巣から一定のリズムで分泌されます。ピルを服用して体外から女性ホルモンを取り入れると、体内のホルモンバランスが「妊娠している状態」に近づき、排卵がストップします。妊娠には排卵が必要なので、必然的に避妊の効果を得られるのです。ただし、ピルを服用したからといって「妊娠できなくなる」というわけではありません。服用を止めれば3~4ヶ月で元の状態に戻ります。

    ホルモン量の多い順に高用量ピル、中用量ピル、低用量ピルがあり、低容量ほど副作用が少なくなります。全世界では1億人以上が服用し、日本では1999年の低用量ピル認可をきっかけに普及が始まりました。ピルを手に入れるためには医師の診察を受けて処方箋を出してもらう必要があります。

    ピルの"副効用"

    ピルは安全で確実な避妊効果(95~99%といわれています)のほかにも様々な利点があり、治療薬と処方する方が増えてきました。子宮体癌、卵巣癌、子宮内膜症などの病変はできにくく、進行もしにくくなると言われています。また生理の量は減り、生理痛は楽になる傾向にあります。

    • 月経痛が軽減する
    • 月経血量が減少し貧血が改善する
    • 月経周期が改善する
    • 卵巣がん、子宮体がんの予防に繋がる
    • 多毛症やニキビが改善される
    • 月経前症状群(PMS)が軽減される
    • 更年期障害、骨粗鬆症の予防に繋がる
    • 子宮外妊娠の減少に繋がる
    • 乳房良性疾患の予防に繋がる
    • 骨盤内感染症の予防に繋がる
    ピルの"副作用"
    • 吐き気や頭痛、むくみなどの症状
    • 血栓症になったり、血が固まりやすくなる(タバコは辞める方が良いでしょう)。
      ※血液検査を1年毎に受けていただきます。
    • 子宮頸癌、乳癌、腫瘍の悪化、または顕性化を促すことがあると言われています。
      ※子宮癌検診は年に1回受けていただきます。乳癌検診は外科で受けてください。
    LEPの種類

    ピルは含まれる黄体ホルモン成分の種類で第一世代、第二世代、第三世代に分類されます。

    第一世代低用量LEP

    昔からあるピルで、卵胞ホルモン量を抑え黄体ホルモン量を多く含有しているのが第一世代ピルです。
    アンドロゲン(男性ホルモンを活発にする)作用が少ないのが特徴で、シンフェーズ28、ルナベル配合錠、フリウエル配合錠がこの部類に入ります。

    第二世代低用量LEP

    卵胞ホルモン量を抑え、なおかつ黄体ホルモンの量を少なくしたピルです。第二世代ピルは低用量のエストロゲンでもしっかり効き目がある画期的な製品ですが男性化症状(アンドロゲン作用)が強いピルです。
    アンジュ21・アンジュ28、トリキュラー21・トリキュラー28、ラベルフィーユ21・28がこの部類に入ります。

    第三世代低用量LEP

    第三世代ピルは第二世代ピルが代謝されていく過程に注目し、男性化症状(アンドロゲン作用)が生じるのを防ぐことに成功したピルです。
    マーベロン21・28、ファボワール21・28がこの分類に入ります。


    性交後避妊(アフターピル)

    アフターピルは、性行為で避妊に失敗した場合、やむを得ず緊急避妊を行うためのピルです。72時間内に服用する事により妊娠の確率を25%位に減らせる薬です。
    2011年5月24日、日本でレボノルゲステレル(LNG)(性交後避妊用に開発された世界標準品)が認可されました。それ以前、日本では「ヤッペ法」と呼ばれているプラノバール錠を使用した緊急避妊が行われていました。

      妊娠率 妊娠阻止率 料金
    LNG(1回服用) 1.1% 85% 4,200~12,000円
    ヤツベ(2回服用) 3.2% 57% 2,000~4,400円

    診察なしでの薬だけの処方はできません。
    料金は基本診察料金(~4400円)+薬代金になります。

    薬代金
    ヤッペ 無料
    LNG 正規品ノルレボ錠 6,600円
        ジェネリック レボノルゲステレルF 3,850円
        タイ製(マドンナ錠)1,100円

    ※アフターピルについて

    アフターピルは、何よりも早く服用することが重要となります。
    服用までの時間が早いほど避妊率は高くなります。

    当院では診療時間外でも緊急な場合において対応できる場合がございます。

    緊急時の連絡先としてTEL:までご連絡ください。

    ※応答がなければ無理だと考えてください。

    ※診察はできませんのでお話と薬のみの処方となります。

    時間外診察料金+アフターピルの薬代となります。

    時間帯:7~10時まで 6,600円+薬代

    時間帯:10~20時まで5,500円+薬代

    時間帯:20~23時まで6,600円+薬代

    時間帯:23~1時まで 7,700円+薬代

    時間帯:1~7時まで 8,800円+薬代

    ※自費診療での対応となります。

    避妊リング

    お産されたことのある方は生理終了後すぐに来ていただければ、ほぼ挿入できます。

    料金
    • ミレーナ(黄体ホルモンの入った子宮内避妊器具):30,000+税+診察料(5年毎交換)
      ※挿入困難な方はラミナリアという海草の棒を挿入して開大し、翌日避妊リングを挿入します(別途料金2,000円+税)。
      ※麻酔を希望される方は別途料金(5,000円+税)が必要です。
    実績

    避妊失敗率は1%以下です。
    ※当院では、今までに位置がずれた方1名のみ妊娠

    分娩
    妊娠検診
    人工妊娠中絶
    ピル・避妊
    婦人科一般
    生理について
    性感染症
    不妊症
    ホルモン
    プラセンタ
    予防接種
    性同一障害
    発達障害の方とご家族の方へ
    大阪市淀川区十三にある産婦人科、かわばたレディスクリニック

    まずはお電話にてお気軽にお問い合わせください。

    TEL

    [ 午前診 ] 10:00~13:00 [ 午後診 ] 16:30~19:30
    [ 休診日 ] 日曜日・祝日(※水・土は午前診療のみ)